家賃保証業者破産へ札幌「明幸」不況で滞納増える
記事の概要
賃貸住宅の入居者の連帯保証人を専門に引き受ける明幸賃貸保証(札幌市、前田幸雄社長)が、一日までに事業を停止し、九月中旬にも札幌地裁に自己破産の申し立てを行うことが分かった。同社は生活困窮者の連帯保証人を多く引き受けており、破産による社会的影響が懸念される。 同社は二○○二年設立で、連帯保証人を得られず部屋を借りるのに苦労している生活保護世帯や障害者、年金生活者らから手数料(一月当たり家賃総額の2%)を徴収して連帯保証人を引き受け、部屋の貸主に対し家賃の支払いを保証する業務を行ってきた。同社によると、現在の契約入居者は札幌、室蘭、苫小牧、旭川などに約六千六百人。 同社は、生活困窮者を中心に家賃保証を請け負う業者の草分けとされ、全国展開している同業他社と道内のシェアをほぼ二分していた。 関係者によると、長引く道内景気の低迷を背景に最近は家賃を払えない入居者が増え、それによる家賃保証が経営を圧迫し、資金繰りに行き詰まったとみられる。現時点で判明している負債総額は五千万円超という。 破産により、入居者は保証人がいない状況となり、新たな保証人を探さねばならなくなる。また、手数料を二年分前払いしている入居者が多いが、すでに払った手数料が返ってくる可能性も低い。 同社の代理人の弁護士は「他の保証会社に契約者を丸ごと引き受けてもらえるよう交渉している」と話している。(2007.09.01北海道新聞より抜粋)保証人NAVIのコメント
- 北海道の「明幸」さんと言えば、老舗中の老舗です。おそらく道内では草分け的存在なはずです。保証していた物件数が6600件と・・・これもかなりの数におよんでいます。もちろんその向こう側には入居者の方や、それを支えているボランティアの方も存在します。債権者への保護も大切ですが、ぜひそういった方々の保護を最優先にしていただきたいです。とかく、企業の売却は金額で決まってしまします。経営者の質や会社の志も大きく売却先の選定に反映していただきたいと思います。 もちろん、契約されていた家主さんも気が気ではないと思います。 東京では、保証会社・保証人紹介業ともに破産などといったニュースは耳にしません・・・・。 これも地格差の影響なのでしょうか・・・。守られるべき人が守られる・・・政治の出番は今回もないのでしょうか・・・。
- このニュースを聞いて、本当に驚きました・・・・ 当社との同業社にあたりますので、当然ですが・・・ リスクをヘッジするビジネスモデルが花盛りですが、堅実な経営・高い経営者の志がないと、拝金主義に走りがちな現代、当社も気を引き締めたいと、改めて感じています。
投稿者 保証人NAVI :2007年9月 3日|
